コラム

新しい月の始まりに、神様とご縁を結ぶ。「朔日参り」で開運を招く方法

参拝

朔日参りで開運!

「今月も良い一ヶ月になりますように…」

そう願うなら、毎月1日の「朔日(ついたち)」に神社へお参りする「朔日参り(ついたちまいり)」という習慣を始めてみませんか?

朔日とは、月の最初の日、つまり新月の日を指します。古来より、日本人は月の満ち欠けを重要なサイクルとして捉え、新しい月の始まりである朔日に、神様に感謝と祈りを捧げてきました。

朔日参りは、単なる月例行事ではありません。神様とのご縁を深め、新しい月のエネルギーをいただき、運気を向上させるための、素晴らしい習慣なのです。

今回は、朔日参りを通して神様と繋がり、より豊かな日々を送るためのヒントを、ジェミニからのアイデアも交えながら、詳しくご紹介します!

なぜ朔日参りが良いの? 神様とのご縁を深め、新しい力をいただく

朔日参りには、以下のような意味と効果があると考えられています。

  1. 先月のお守りに感謝を伝える: 過ぎ去った一ヶ月間、無事に過ごせたことへの感謝の気持ちを、神様へ直接伝えることで、神様との絆が深まります。
  2. 新たな月の始まりを祝う: 新しい月の始まりは、新しい目標を立てたり、心機一転、物事を始めるのに最適なタイミングです。朔日にお参りすることで、清々しい気持ちでスタートを切ることができます。
  3. 神様の新しい力をいただく: 朔日には、神社の神様も、新しい月のエネルギーを纏い、パワーアップしていると言われています。この日に参拝することで、より強力なご加護をいただけると考えられています。
  4. 罪や穢れを祓う: 月の満ち欠けは、私たちの心身のリズムとも深く関係しています。朔日に神社を訪れ、清らかな空気の中で祈ることは、心身に溜まった罪や穢れを祓い、清浄な状態に戻す助けとなります。
  5. 運気の流れを整える: 朔日参りを毎月続けることで、定期的に神社の清浄なエネルギーに触れ、良い運気の流れを習慣化することができます。

いつ行くのがベスト? 時間帯と心構え

朔日参りは、毎月1日の午前中に参拝するのが最も良いとされています。

神様が新しい月の力を授かる、清々しい時間帯だからです。

しかし、仕事や用事などでどうしても午前中に時間が取れない…という場合でも、ご心配なく。

都合の良い時間に、心を込めてお参りすれば、神様はきちんと受け止めてくださいます。 大切なのは、時間にこだわることよりも、感謝と敬意の気持ちを持って参拝することです。

参拝する時の心構え:

  • 感謝の気持ち: 先月無事に過ごせたこと、日々の生活への感謝の気持ちを伝えることを第一に考えましょう。「ありがとうございます」という言葉を心の中で唱えながらお参りするのも良いでしょう。
  • 謙虚な気持ち: 神社は神聖な場所です。傲慢な気持ちや不遜な態度は避け、謙虚な気持ちで神様に向き合いましょう。
  • 清らかな心: 悩み事や願い事がある場合も、まずは感謝を伝え、その上で、素直な気持ちでお願いしましょう。
  • 神様への敬意: 大きな声で話したり、騒いだりせず、静かに参拝しましょう。

どんな服装で行く?

神社へ参拝する際の服装に、明確な決まりはありません。普段着でも構いませんが、神聖な場所であることを意識し、清潔感のある服装を心がけましょう。

  • 露出の多い服装(タンクトップ、ミニスカートなど)は避ける
  • 派手な服装やアクセサリーは避ける
  • サンダルやジャージなど、ラフすぎる服装は避ける

迷う場合は、ジャケットを羽織ったり、落ち着いた色合いの服を選ぶと良いでしょう。

基本的な参拝方法

神社での基本的な参拝方法をご紹介します。

  1. 鳥居をくぐる: 鳥居は、神様の領域と私たちの世界を隔てる結界です。鳥居の前で軽く一礼してからくぐりましょう。
  2. 手水舎(てみずや)で身を清める: 柄杓(ひしゃく)で水を汲み、左手、右手、口、最後に柄杓の柄を洗い清めます。
  3. 拝殿へ進む: まっすぐ進まず、少し端を歩くのが良いとされています。
  4. お賽銭を納める: お賽銭箱に、静かにお金(硬貨)を入れます。投げ入れるのは避けましょう。
  5. 鈴を鳴らす: 鈴がある場合は、静かに数回鳴らします。
  6. 二礼二拍手一礼:
    • 深く二回お辞儀をします。(二礼)
    • 両手を肩幅に開き、二回手を打ちます。(二拍手)
    • 両手を合わせ、心を込めて祈ります。
    • 最後に、深く一回お辞儀をします。(一礼)
  7. 拝殿から下がる: 来た道を戻るように、静かに拝殿から下がります。

お願い事の前に、まずは「お礼」を伝えましょう

お参りの際、お願い事ばかりしていませんか?

神様は、私たちの願いを聞き届けてくださる存在ですが、まずは、日々の感謝を伝えることが大切です。

「いつも見守ってくださり、ありがとうございます」

「おかげさまで、先月も無事に過ごすことができました」

具体的な出来事を交えながら、感謝の気持ちを伝えることで、神様との繋がりがより深まり、お願い事も聞き届けられやすくなると言われています。

朔日参りを、もっと特別な時間に

朔日参りを、さらに特別な時間にするためのアイデアをいくつかご提案します。

  • 早朝参拝でパワーチャージ: 朝一番の澄んだ空気の中、日の出とともに神社を訪れると、より清々しい気持ちで一日をスタートできます。
  • 季節の花を供える: 朔日に咲いている旬の花をお供えすると、神様への感謝の気持ちがより伝わります。
  • ご朱印をいただく: 参拝の記念にご朱印をいただくのも良いでしょう。
  • おみくじを引く: 新しい月のメッセージを受け取るつもりで、おみくじを引いてみましょう。
  • 朔日餅をいただく: 地域によっては、朔日に特別な餅を食べる習慣があります。神社で販売されている場合もあるので、味わってみるのも良いでしょう。
  • 朔日参り専用のノートを作る: 朔日参りの記録や、感じたこと、願い事などをノートに書き留めていくと、後から振り返った時に、神様との繋がりをより深く感じられます。

まとめ:朔日参りを習慣にして、運気を上げよう!

朔日参りは、神様と繋がり、感謝を伝え、新しい月のエネルギーをいただくことで、運気を向上させる力を持つ、素晴らしい習慣です。

毎月1日、少し早起きして、あるいは都合の良い時間に、近所の神社に足を運んでみませんか?

清らかな心で神様に向き合い、感謝の気持ちを伝えることで、きっと、あなたの毎日はより豊かで、幸せなものになるはずです。

記事中におすすめした「朔日参りノート」と共に、新しい月の始まりを、清々しい気持ちでスタートさせましょう!

-コラム